5月27日(金)

作業中にパソコンから書く。
眠れなくて携帯から布団の中で書くことが多かったので、新鮮な気持ちだ。
寝ないで作業していたけれど、大きな心配事があってほとんど手につかなかった。


どうでもいいこと書く。
最近、初めて奈津子と一緒に曲を作った。
奈津子がなんとなくのメロディとピアノの伴奏だけの骨組みを持ってきて、それをぼくがメロディを細かく直したりコードのアレンジを整理したりした。メロにはさんざん手こずったけれど、歌詞は意外とするする書けた。『まぼろし』という歌になった。大停電に勝るとも劣らない名曲だと思う。アレンジはバンドでやってみてしっくり来なくて、持ち帰って一人で組んでみたら今までに無いくらいシンプルでいいものになった。
ドラマーだろうとベーシストだろうとなんだろうと曲が作れないミュージシャンはミュージシャンなんて呼べないと思う。ので、奈津子には頑張って欲しい。自分のパートのアレンジが良く出来て喜んでるようじゃ全然だめだ。一曲一人で歌詞からアレンジまでやり切るようになって欲しいと思う。
それからさらにもう一曲出来た。歌詞は無くてメロもしっかり固まってないながら手応えがすごくて、打ち込んだ音源をリハーサルスタジオでみんなに聴かせたらびっくりしてくれて気持ちよかった。自分は成長してたんだなって、ベース録音しながら自分で思ってたから。あとはいい歌詞書ければこれもすごい曲になると思う。


もう朝の7時だ。
夜には札幌に行く(それまでにはアレンジを終わらせてしまいたい)。
ぼくが札幌にいた頃、18歳のときに初めて作ったバンドでドラムを叩いていた男が結婚するとのことで、それを祝す企画ライブに呼んでもらった。ほんとはバンドで行きたかったけれど、いまは逆に一人で良かった気もしてる。純度が高いってゆうか、まっすぐそれだけ祝いにいけるから。
結婚なんてまだまだできない。でもする人の気持ちは理解できるようになったと思う。

さっきゆった奈津子と作った新曲も歌うつもり。テレキャスターを持って行こうかアコギを持って行こうかまだ迷っている。札幌でも作業したいからマックは持って行く。あとリバーブも持って行こう。


とにかくその、ひどい心配事を、なんとかしたい。気が気じゃなくて、こんな散文書いてしまった。
油断したら泣いちゃいそうだ。


写真が18歳のときに組んだってゆうバンド。ぼくも奈津子も若すぎるな。