11月5日(月)

11/4、下北沢ラウンドアップに出演。
石川さん、小山さん始め、Quipの皆様ありがとうございました。去年に引き続き呼んで頂けてとても光栄でした。更に精進します。
僕個人は村田くん、HARISSケセラセラ、未完成にスイセイノボアズのライブを見た。シュリスとLOVELOVELOVEはライブハウス内に入れず、外で音のみ聴く。打ち上げはたくさん人がいて疲れたけれど、それでも成山さんに会えるのはいつも嬉しい。いつでも抱かれたい。オワリカラの亀田やロマンチップスの光くんとも久しぶりに話した。光くんには、頼むからイケメンは音楽なんてやらないでくれと懇願した。


ジュリアン・シュナーベル監督の『潜水服は蝶の夢を見る』を観る。マチュー・アマルリックの最新主演作のクロスレヴューを書くため、資料として。
急性の脳溢血で全身麻痺状態に陥り、左目のまぶたしか動かすことができなくなったマチュー・アマルリック演じる有名ファッション誌『ELLE』の編集長が、そのまぶたの瞬きのみで自伝を執筆する話。というのがまさかの実話であり、その自伝をもとに作られた映画。
画作り、カット割に顕著なんだけれど、心情の吐露や状況説明等様々な事柄を表現する手法がひたすらスタイリッシュで洗練されたものなため、主人公の絶望がダイレクトに伝わって来ない。彼が瞬きで話す『死にたい』。うん、まあ、普通そうだろう。リアリティが無い。僕がその状況なら、そんなユーモアや余裕のある思考はあなたの億分の一も持てないよあなたすごいよどうかしてるよと、彼の人間性やキャラクターが商業的、アイコン的に加工されてしまっている印象を受けた。原作の自伝は未読ながら。嫌な映画だった。


新曲の歌詞を書く。
映画『ハートロッカー』や『マイレージ・マイライフ』でテーマになっていたようなことを歌いたい。ずっと僕、生きていくには『やりたくない仕事をして暮らすこと』と、『やりたい仕事をして暮らすこと』の二通りしかないんだと思ってた。でも最近になって知った三通り目、『やりたくない仕事だけれど、誰より自分がやるべきだって気付いちゃった仕事をして暮らすこと』、について。
いい曲になるといい。